2020年8月20日木曜日

水神様の不思議な話は、空の色が変わり、雲が途方もない早さで流れ

 水神様不思議な話も伝わっているものも一つ。ここでは、実家に里帰りした大学生の話を紹介します。

ある夏の日のこと。偶然出会った幼なじみと少し飲んでの帰り道でした。水神様に寄ろうということになったそう。

水神様というのは、名前の通り水神が祀ってある小さな神社で、子どもの頃は遊んではいけないと言われた場所。入口に鳥居があり、剥がれた石畳が小さな祠まで続いています。

手入れもされてないようで、雑草を払いのけながら奥まで進みました。数分で祠につき、その先にある湧き水に蛍がいないか見に行くことにしました。





木々を抜けた瞬間のこと。空の色が変わり、が途方もない早さで流れていました。風景も何か違っていて、区画整備がされ碁盤のように田んぼがあるはずが、ぐねぐねと曲がったものになっていました。すぐに帰ろうとしましたが、体は見とれて動けません。

そのうにのほうから、小さなお爺さんがやってきました。神主のような格好をした人物で、いずこから来たのかと聞かれました。さらに、この時分は水神様に来てはいけないとも。

男性は田舎のことなので、屋号で答えました。すると理解が得られたみたいで、ここには金輪際来るなと言われました。

その神主のような人物が何か唱えると、男性と友人は鳥居の前に移動していたそうです。

不思議な話ですね。






2020年8月17日月曜日

不思議な話 鳥

 不思議な話にまつわるものもあります。これはお寺に住み込みで働いている男性の話。仕事は墓地の掃除や見回りが中心、大した金額にはなりません。でも一家で暮らす家が確保され、家賃もいらないとなればありがたいもの。

そんなお寺の境内にある、離れの家でのこと。建物自体は古くなっていますが、お風呂やトイレに台所はもちろん、居間と6畳の部屋もあり、夫婦と小学生の息子の3人が暮らすには十分な広さ。

ここならアパート暮らしの頃にはできなかった、ペットを飼うことも可能。そういうわけで、知り合いの所に生まれた子犬を引き取りました。

男性は墓地の見回りついでに、犬の散歩をしていました。墓地の真ん中付近にある戦没者の慰霊碑前で、唸るように急に吠え出しました。





そんな起こったある夜のこと。墓地の方からが飛んでくる羽音がしました。普段はめったに物音がしない場所なので、驚いた夫婦は目を覚まします。何事かと思い窓を開けると、戦没者慰霊碑の上に1羽の鳥がとまっていました。

それはカラスなどではなく、これまでに見たことのないような鳥で、尾が長く極色彩の不思議な姿。奇妙な鳴き声を出していましたが、外にある犬小屋からもうめき声がします。犬が血を吐いて死んでいました。

家族は大変なショックでしたが、生き物がいた方がいいということで、ペットショップでを購入しました。が来たその日も、謎の鳥が現れます。そして嗤うような鳴き声が聞こえます。そして次の日、昨日まで元気だった亀が、水槽の中で息絶えていました。

何の鳥だったんでしょうね。






2020年8月14日金曜日

遭難 不思議な話

 遭難についても不思議な話が数多く伝わっています。ここではそんな遭難について、いくつかの話を紹介します。

数十年前の男性の話。男性は那須の朝日岳から、三本槍に向かう途上、濃霧により道に迷ってしまいました。少し後、霧の中に3人ほどのパーティーを発見しました。声を掛けてみましたが、誰一人振り返ってくれません。

あと一歩で遭難状態という男性は、それこそ必死になってパーティーについて行きました。数時間ほど経ち、瞬く間に霧が晴れましたが、そこは避難小屋のすぐそばでした。

追いかけていた3人ほどのパーティーは、霧が晴れると同時に消えたそう。助けてくれたと、今でも思っています。





その男性は霊感が強いタイプなのか、上高地で別の体験もしています。夜中に川沿いでお酒を飲んでいた時のこと。後ろの方から若い男性が、ヘッドライトもなく下山してきました。挨拶をすると、今晩はと返事も返ってきます。

その後も若い男性は、いく度もいく度も下山を繰り返していました。すでに酔っぱらっていた男性に恐怖はありません。きっと家に帰りたいのだなとか、遭難者なのかなと考えていたそう。この姿は、今思い出しても悲しくなるそうです。

山での遭難に関する話は色々なものがありますが、不思議な話もあるものですね。






2020年8月10日月曜日

御巣鷹山 不思議な話

 御巣鷹山には不思議な話が数多く伝わっています。日本航空123便の墜落事故1985年のこと。全くコントロールが効かなくなったジャンボ機は、群馬県御巣鷹山へと墜落

15年後になって発表されたボイスレコーダーからは、コックピット内の機長をはじめ、副機長とフライトエンジニアの3人がどれほど頑張ったか伝わってきます。

墜落現場は山の奥深く、500人以上いた乗客のなかで、生存者はたったの4名でした。墜落事故で亡くなられた中には、遺書を書いた方や有名な坂本九さんもいます。

現場へ行く道もない中、8月の猛暑でもあり生存者の救出や、遺体を運ぶ作業は困難を極めています。




そんななか検死官による悲惨な話も伝わっています。その日、彼は泥だらけの肉塊の1つを洗っていました。段々と頭髪と思われるものが現われてきたので、頭部かと思います。それの姿の全貌を見た時、彼は戦慄しました。

なぜならそれには、目が3つありました。原因解明のためレントゲンで調査すると、それは頭にもう1つの頭が重なっていたもの。

そんななか不思議な話が広まります。夕方に、大阪はどちらの方角と聞かれ、振り向くと誰もいない。また、お母さんと呼ぶ声が聞こえるというような話。

大阪に向かっていた乗客の気持ちが、残っているのかも知れませんね。






2020年8月7日金曜日

渓流釣り 不思議な話

 渓流釣りにも不思議な話が伝わっています。ここでは渓流釣りで、白い蛇に出会った方の話を紹介します。

その方のいつものパターンは、昼時まで一つの渓流で釣りを楽しむ。午後は食事のあと、隣の支流に入るというもの。帰りは温泉に浸かるというのも計画のうち。

その日最初に入った渓流で、いつもより多く魚が釣れ夢中になったそうです。引き返すところですが、さらに上流に行こうと考えました。

そして、次の渓流に侵入するため岩をよじ登り、手をかけた先を見て驚きました。そこには白い蛇が泰然と居座っていました。

男性はその白い蛇を見て興が冷め、その渓での釣りを止めることにしました。



昼前ということでお腹も空いていて、車に戻り昼食のおにぎりを食べました。少し休憩してから、予定通りもう一つの渓流に移動して釣りを楽しむことにしました。

予定の渓流までは車で10分ほど。ラジオでは雨が強まると言っていましたが、釣りが出来ないほどではないと次の渓流に向かいました。

その日は爆釣気味で、大いに釣りが楽しめたそう。そこでさらに先に進もうと、堰堤の上に立ちました。ビックリしたことに、そこにまたしても白蛇がいました。

雨脚も強くなっており、どうしようかと葛藤していたところ白蛇は岩の方に消えて行きました。やっぱり川を釣り上がろうと決めた瞬間、携帯電話が鳴ったそう。

電波状況が悪いところで、高台に上がればどうかと思い林道に上がりました。その時上流から地鳴りのような音が聞こえ、見る見る間に渓流が濁流に変わりました。

この鉄砲水から救ってくれたのは、白蛇なのかも知れませんね。





2020年8月3日月曜日

不思議な話 怖くない

不思議な話には怖くないものも多くあります。ここでは大好きな祖父を亡くした方の物語りを紹介します。

その方が学生の頃、大好きな母方の祖父が亡くなったそう。子供の頃から仲の良かったお祖父さんとは、もし死んでも夢に出てきてねと指切りの約束をしていました。

とうとうその日がきます。危篤状態だったお祖父さんの心臓が止まった時、覚悟を決めていた家族は、好きだった歌を歌い別れを告げました。

慌ただしい時が過ぎた7日目のころ、その方は夢を見ました。情景は朝の光が美しい、知らないどこかの浜辺







なぜか側にはプロペラが付いた小型操縦機があり、家族がその飛行機に乗ろうと言い出します。海風を浴び海上を旋回。しかし間もなく、機体は海面に向け落下します。激突を感じた瞬間、海面を突き破り別世界へと着陸。

そこには生前の若い頃のお祖父さんがいました。その姿を見ただけで涙ぐむその方は、約束果たしてくれたと思ったそう。

何故かこの世なのか、あの世なのか分からない妙な世界を納得しました。

よく見るとお祖父さんの隣には見知らぬ男性。翌朝目が覚めたその方が母親に似顔絵を描いて見せると、今まで聞いたこともないお祖父さんの異母兄弟でした。

不思議なこともありますね。






水神様の不思議な話は、空の色が変わり、雲が途方もない早さで流れ

  水神様 の 不思議な話 も伝わっているものも一つ。ここでは、実家に里帰りした大学生の話を紹介します。 ある夏の日のこと。偶然出会った 幼なじみ と少し飲んでの帰り道でした。 水神様 に寄ろうということになったそう。 水神様 というのは、名前の通り水神が祀ってある小さな神社で、...