2020年8月7日金曜日

渓流釣り 不思議な話

 渓流釣りにも不思議な話が伝わっています。ここでは渓流釣りで、白い蛇に出会った方の話を紹介します。

その方のいつものパターンは、昼時まで一つの渓流で釣りを楽しむ。午後は食事のあと、隣の支流に入るというもの。帰りは温泉に浸かるというのも計画のうち。

その日最初に入った渓流で、いつもより多く魚が釣れ夢中になったそうです。引き返すところですが、さらに上流に行こうと考えました。

そして、次の渓流に侵入するため岩をよじ登り、手をかけた先を見て驚きました。そこには白い蛇が泰然と居座っていました。

男性はその白い蛇を見て興が冷め、その渓での釣りを止めることにしました。



昼前ということでお腹も空いていて、車に戻り昼食のおにぎりを食べました。少し休憩してから、予定通りもう一つの渓流に移動して釣りを楽しむことにしました。

予定の渓流までは車で10分ほど。ラジオでは雨が強まると言っていましたが、釣りが出来ないほどではないと次の渓流に向かいました。

その日は爆釣気味で、大いに釣りが楽しめたそう。そこでさらに先に進もうと、堰堤の上に立ちました。ビックリしたことに、そこにまたしても白蛇がいました。

雨脚も強くなっており、どうしようかと葛藤していたところ白蛇は岩の方に消えて行きました。やっぱり川を釣り上がろうと決めた瞬間、携帯電話が鳴ったそう。

電波状況が悪いところで、高台に上がればどうかと思い林道に上がりました。その時上流から地鳴りのような音が聞こえ、見る見る間に渓流が濁流に変わりました。

この鉄砲水から救ってくれたのは、白蛇なのかも知れませんね。





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