2020年7月30日木曜日

不思議な話 記憶

不思議な話記憶にまつわる話もかなりあります。一つの奇妙な話を紹介します。港区の保険会社に勤めている男性の話。

仕事も終わり駅に向かって歩いていたとき、後ろから肩を叩かれます。振り向いた男性は少しだけ驚きます。顔見知りも顔見知り、高校時代の柔道部の仲間の2人YN。彼らも偶然見つけて驚いているよう。

片方のYが、「ちょうどよかった、すぐにあれ持って来いよ」ともう一方のNに声を掛けます。男性は少し混乱しながら、一緒に駅前の居酒屋へ。

テーブルに着き、懐かしい話題も早々にYが言い出しました。男性の名前を呼び、2年ほど前やっと見つけたと。何だろうと思いながら待っていると、Nがやってきて3人で乾杯

その後写真を見せられます。それは、高校時代の柔道部員たちの集合写真
訳がわからずにいる男性に、Tが写ってるだろと言います。それは男性が探してくれと頼んだ写真だと。







そう言われTという部員の顔を、じっくり確認しましたがまったく知らない顔だったそう。男性は混乱し詳しく教えてくれと2人に迫ります。

Yがぽつんと言いました。男性は本当に記憶を無くしてるのかも知れないと。そして続けます。

この写真は卒業アルバム3年生の柔道部員を紹介するもの。でも実際にアルバムに使用された写真は、Tが写っていない写真だと。

その言葉で男性は気が付きます。自分たち3年生柔道部員は全員で6人だったはず。しかし、この写真には男性が知らないTという部員を含め7人が写っています。

どうしても思い出せない男性に2人は会計を済ませ言いました。今日はTの命日じゃなかったのかと。

今でも男性は、何故憶えもないTの写った写真を探していたのかわかりません。

2人に何があったのでしょうか?








2020年7月26日日曜日

不思議な話 猫

不思議な話に関係したものも多くあります。科学的に解明されてない部分は多いですが、動物には予知能力があるとも言われています。

身近なペットであるにも、そんな予知能力をもつ可能性が。ここではそんな事例の中から、が飼い主の命を、寸前で救ったという不思議な話を紹介します。

東京都内に住むタクシー運転手が話の主人公。その男性が奥さんと買い物にいった際、近くの駐車場で捨てられていたを見つけました。

可愛そうに思い連れ帰ったのが始まり。ハッピーと名前を付けられたは、それ以後一緒に暮らすようになりました。







毎朝、ハッピーは男性が起きるころになると、枕元までやって起こします。仕事に出かける頃にはガレージまでやってきて、タクシーのなかに乗り込む。そこで可愛がってもらい外に出る。飼い主を仕事にが送り出す光景は、なんともほほ笑ましいもの。

ある朝、そんなハッピーが奇妙な行動をとります。いつものように朝の見送りにきたハッピー。タクシーに乗り込みますが、いつまで経っても外に出ようとしません。

男性は抱きかかえ外に出そうとしますが、男性の体にを立て必死の形相で離れようとしません。男性が何故だろうと不思議に思った瞬間。

目の前の道路を、猛スピードのトラックがやってきて塀に激突。近所の人たちが集まる中、ハッピーは爪を立てるのを止めたそう。

いつものように出ていたら、事故に巻き込まれていたかも知れない。男性はそう思いました。

なんとも不思議な猫の話のですね。






2020年7月23日木曜日

不思議な話 生まれ変わり

不思議な話生まれ変わりということでも、かなり古くから伝わっています。ここでは江戸時代に現われた、前世を語る少年の生まれ変わりの話を紹介します。

小谷田勝五郎」という少年は、お祖母さんに不思議なことを語ります。自分の前世は現在の自分の生まれた所から、さらに6㎞ほど離れた所だったと。

さらには、父親の名前は「久兵衛」で、母親の名前はというと「お志津」。5歳のときに前世の自分は死に、今の母親のお腹の中に入って転生したと。

勝五郎は死後の世界にも、こと細かく語ります。転生するまでの4年の間は、死後の世界で過ごしたと。







息が絶えるときは、苦しくはなかったそうで、白髪のお爺さんが、「こっちへ来い」というのでついていきました。

その白髪のお爺さんが、現在の生家の前まで運れて来ます。そして「この家の子として生まれよ」といい、いまの母親の腹の中へ入って行ったそう。

そんな話をおばあさんにしてから、勝五郎は前世の生家に行きたいと、毎晩泣き叫ぶようになりました。しかたがないので、お祖母さんは前世の生まれた場所というところに連れて行きました。

そこには勝五郎が言う、前世の母親であった「お志津」が存命していたと言います。

何とも不思議な、生まれ変わりの話ですね。







2020年7月19日日曜日

不思議な話 沖縄

不思議な話沖縄にも、もちろんあります。ここでは沖縄のソウルフードである、ムーチー(餅)についての話を紹介。

このムーチーは漢字で書くと、もしくは鬼餅となります。旧暦の12月8日には、子供の成長や家族の無病息災を願い、月桃の葉に包まれたムーチー(餅)を食べる習慣があります。

この沖縄のムーチー「鬼餅」と呼ばれる由来についての不思議な話首里の内金城嶽(うちかなぐすくたき)がその舞台。

そこではその昔、とある兄妹が暮らしていました。その兄が、いつしか人や家畜を襲って喰らうとなり、ある洞窟へとこもってしまいます。







何とかしないとと心を痛めた妹は、兄の大好物だった「ムーチー(餅)」に鉄を練りこんだものを用意。会いに出かけます。

姿も心も恐ろしいと化した兄を、「一緒に美味しいムーチー(餅)を食べよう」と言葉巧みに誘いだしたのは崖の上

夢中で鉄を練りこんだムーチー(餅)を食べている兄を、崖下へと突き落としました。

は人々から感謝されます。その後、鬼を退治した餅ということで、「鬼餅」と呼ばれるようになりました。

めでたしめでたし的な話ですが、不思議なのはなぜ兄がになったのかということ?

理由がないのは恐ろしいところです。






2020年7月14日火曜日

不思議な話 縁

不思議な話はについても多く伝わっています。ここではそんなについての、夫婦にまつわる不思議な話を紹介します。

中国では「夫婦の縁」というものは天が決定し、変えることはできないとされています。

妊娠中に不思議な夢を見た祖母は、空から2枚の紙人形が黄河を眺めていると舞い降りてきたそう。
夢のなか、大河の青い服の紙人形が落ち、もう一つ紫色の服の紙人形が落ちました。その後で、叔母が生まれたそうです。

時が経ち、美しい娘となった叔母は、たくさんの縁談をもちかけられます。しかし、その度に病気になりました。

医者に掛かっても効き目はなく、縁談がなくなると何事もない風に治ります。








娘の将来を心配した祖母が祈祷師にたずねると、この災いを避けるには紙人形を作ってから、燃やすとよいと告げられました。
そうしましたが、仲人縁談をもってくると、叔母はまたしても病気にかかってしまいます。

ある日、父と仲の良い人が訪れます。そこで結婚相手のことを話すと、真面目なよい男を知っている、黄河の北側に家があるので話してくるとのこと。

その後、2人を引き合わせます。叔母は病気にもならず、かえって元気な様子。約3カ月が過ぎ、2人は結婚することになりました。

結婚式当日、叔母は紫色の服を着て両家の親に挨拶に行きました。娘の晴れ姿を見た祖母は、突然20年前に見た夢を思い出したそうです。

そして言いました。縁がない人たちだから、結婚話の度に娘は死にそうな病気に罹ったんだねと。
祖母の夢の2枚の紙人形は、天が決めたの叔父であり叔母だったのです。

叔母の夫の実家は黄河のにあり、叔母の家はにあります。

何とも不思議な縁の話ですね。






2020年7月13日月曜日

不思議な話 ほっこり

不思議な話にはほっこりするものが少なくありません。ここでは心がほっこりと温かくなるような、にまつわる不思議な話を紹介します。

ある女性が道端で、弱って小さな声で鳴いている子猫を見つけました。その女性は特別猫好きではありませんでしたが、かわいそうになって連れ帰ります。

女性の旦那さんは、猫を飼うのはお金のムダという考えでした。仕方なく女性は自分のヘソクリから、のエサ代などを工面していました。

ただそのを飼い始めてから、懸賞宝くじはもちろん、思いがけないらお金が入ってくるなど、猫を20年以上に渡って飼うだけの費用が手元にできたそうです。

旦那さんには内緒にしているそうですが、猫の恩返しかもしれません。







猫好き飼い主にはあるあるになりますが、落ち込んでいたりすると、愛猫が側に来て慰めてくれるという話は多く聞きます。

それだけではなく、スリスリしたりはもちろん、「にゃー」と声をかけてくれたりして、元気づけてくれます。
また自ら誘って、添い寝してくれる母親的な猫もいるとか。

ある方の母親がトイレで転び頭を打ち入院したそう。それを見ていた退院後、必ず心配そうにトイレにいく度に付き添うようになったそうです。

なんかほっこりする話ですね。




2020年7月12日日曜日

不思議な話 神様

不思議な話神様にまつわるものも多くあります。
ここでは東京都の台東区にある「鳥越神社」が舞台のエピソードを紹介します。

1人の女性が謎の死を遂げた不思議な話のひとつ。
劇団メンバーだった彼女は当時、浅草のスナックでアルバイトをしていました。

昼間は芝居の稽古に励み、平日の夜にバイトをしていた彼女には日課がありました。スナックへ向かう途中、夕方5時過ぎに鳥越神社でお参りをするというもの。

ある夜、彼女の働くスナックに、ママの友だちだという女性占い師がきたそうです。
鳥越神社のお参りのことを聞かれた彼女は、夕方5時ころに行っていると答えました。

急に怖い顔つきになった女性占い師は、「夕方はやめなさい」ときつい口調で言ったそうです。







改めて彼女が理由を尋ねると、神社には日暮れ時魔物が現れるというのです。昼間は神様が目を光らせているので、魔物は寄ってきません。

ただ神様が自分のお社に帰るころ、神社に満ちる「御神気」を取り込み、魔力を上げようと寄って来るといいます。

さらに魔物は見える人と見えない人がいるが、見た者には憑りつき容赦なくその人物を不幸にしてしまうというのです。

女性占い師の言葉に彼女は、酒の酔いもスーと覚め青ざめました。

新年を迎えたある日のこと、彼女は同僚のホステスに鳥越神社魔物を見たと打ち明けます。実は占い師に忠告された後も、彼女は日課である「夕方のお参り」を続けていたのです。

そしてある日、境内から鳥居へ向かうまでの途中、黒い何かが自分のそばをすり抜けるのを見たといいます。

心配したママのはからいで、2日後に占い師によるお祓いが行われることになりました。でもその夜、彼女は亡くなっています。

目撃証言によればマンション最上階からの飛び降り自殺
しかも鳥越神社のお守りが、彼女の手に握られていたという不思議な話です。





2020年7月10日金曜日

キャンプ 不思議な話

キャンプでの不思議な話は多数あり、ここではこれを紹介します。
普段から霊体験が多い女性のソロキャンプでの話。

その彼女が某キャンプ場に宿泊したときのこと、夜も更けテントで寝ようとしたところ足音が。

こんな深夜にサイト内を歩き回る人がいるのかと思っていたところ、テントの前で音がピタリと止んだそうです。
何だろうと思っていると、もう一つ違う足音がして案の定テントの前で止まりました。








何となく霊的な奴かなあと女性が思っていると、2つの足音の主からくすくすという笑い声が聞こえます。

その後「あーそーぼー」という声が聴こえたそうです。
これはヤバイ奴だと押し黙っていると、テントの入り口にあるジッパーが動き出しました。

その当時はジッパーにカラビナを装着し鍵代わりにしていたので、開かないはずですが力強く開けようとします。

しばらくした後は、何事もなかった様に静寂が訪れました。終わったかとホッと安堵した瞬間のこと、「いるんでしょ?」と一言あったそう。

ただただトイレも我慢して、朝までじっと大人しくしていたというキャンプの不思議な話です。

彼女はこの手の体験をいろいろしているようで、グループキャンプなどで話すと、
キャンプ自体を辞める人が出ると思い黙っているようです。




2020年7月8日水曜日

不思議な話 海

不思議な話はにおいても多く語られています。
紹介するのはお盆の間に海に入った方の実際の体験談

そもそもお盆期間の海は、クラゲなどの物理的現象も多いのです。

一方で帰ってきた霊に海の中へ誘われるからという理由で、入ってはいけないというようなことが伝わっています。

ただお盆は帰省などがあり、みんなが集まるのも事実です。
そんななか男性4人女性3人とで海に遊びに行った時のこと。







体調がすぐれず砂浜から海で遊ぶみんなを見ていた彼女は、
そんなに深くもない浅瀬で、急に1人の男性が姿を消すのを見ました。

その男性は気を失っていて他の男性陣に引っ張られて帰ってきます。
救急車を呼びましたが、到着までの間は見よう見まねで人工呼吸です。

やっとのことで救急車に乗せ、皆で病院に向かったそう。いったい何が起きたのか、誰にも把握すらできていない出来事です。

病院に搬送された男性は、運よく意識を回復。みんなでほっとした原因の追及していたところ、病院の方に青い顔で何があったのですか?と聞かれます。

その時に事態の深刻さがわかりました。
男性の背中には子どもの手形状のアザが無数についていました。

その海には子どもなどおらず、男性は誰かに引っ張られたというのみ。

海での不思議な話です。



2020年7月7日火曜日

水神様の不思議な話は、空の色が変わり、雲が途方もない早さで流れ

  水神様 の 不思議な話 も伝わっているものも一つ。ここでは、実家に里帰りした大学生の話を紹介します。 ある夏の日のこと。偶然出会った 幼なじみ と少し飲んでの帰り道でした。 水神様 に寄ろうということになったそう。 水神様 というのは、名前の通り水神が祀ってある小さな神社で、...