2020年8月3日月曜日

不思議な話 怖くない

不思議な話には怖くないものも多くあります。ここでは大好きな祖父を亡くした方の物語りを紹介します。

その方が学生の頃、大好きな母方の祖父が亡くなったそう。子供の頃から仲の良かったお祖父さんとは、もし死んでも夢に出てきてねと指切りの約束をしていました。

とうとうその日がきます。危篤状態だったお祖父さんの心臓が止まった時、覚悟を決めていた家族は、好きだった歌を歌い別れを告げました。

慌ただしい時が過ぎた7日目のころ、その方は夢を見ました。情景は朝の光が美しい、知らないどこかの浜辺







なぜか側にはプロペラが付いた小型操縦機があり、家族がその飛行機に乗ろうと言い出します。海風を浴び海上を旋回。しかし間もなく、機体は海面に向け落下します。激突を感じた瞬間、海面を突き破り別世界へと着陸。

そこには生前の若い頃のお祖父さんがいました。その姿を見ただけで涙ぐむその方は、約束果たしてくれたと思ったそう。

何故かこの世なのか、あの世なのか分からない妙な世界を納得しました。

よく見るとお祖父さんの隣には見知らぬ男性。翌朝目が覚めたその方が母親に似顔絵を描いて見せると、今まで聞いたこともないお祖父さんの異母兄弟でした。

不思議なこともありますね。






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