2020年7月19日日曜日

不思議な話 沖縄

不思議な話沖縄にも、もちろんあります。ここでは沖縄のソウルフードである、ムーチー(餅)についての話を紹介。

このムーチーは漢字で書くと、もしくは鬼餅となります。旧暦の12月8日には、子供の成長や家族の無病息災を願い、月桃の葉に包まれたムーチー(餅)を食べる習慣があります。

この沖縄のムーチー「鬼餅」と呼ばれる由来についての不思議な話首里の内金城嶽(うちかなぐすくたき)がその舞台。

そこではその昔、とある兄妹が暮らしていました。その兄が、いつしか人や家畜を襲って喰らうとなり、ある洞窟へとこもってしまいます。







何とかしないとと心を痛めた妹は、兄の大好物だった「ムーチー(餅)」に鉄を練りこんだものを用意。会いに出かけます。

姿も心も恐ろしいと化した兄を、「一緒に美味しいムーチー(餅)を食べよう」と言葉巧みに誘いだしたのは崖の上

夢中で鉄を練りこんだムーチー(餅)を食べている兄を、崖下へと突き落としました。

は人々から感謝されます。その後、鬼を退治した餅ということで、「鬼餅」と呼ばれるようになりました。

めでたしめでたし的な話ですが、不思議なのはなぜ兄がになったのかということ?

理由がないのは恐ろしいところです。






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